おたよりinformation

10月の保健だより

昼間は汗ばむこともありますが、朝夕は気温が下がりすっかり秋らしくなってきました。気温差が激しいため、この時期は体調を崩しやすくなります。上手に衣服の調整をし、引き続き手洗い・うがい・換気をこまめに行いましょう。規則正しい生活でウィルスを寄せ付けないようにし、運動会に向けて体調を整えましょう。

 

視力の発達に重要な乳幼児期

生まれたばかりのときは0.01くらいだった 視力は、生後6週ころからぐんぐんと発達。5歳で1.0以上になり、その後発達の程度は緩やかになり、8~10歳くらいで完全にとまります。そのため、乳幼児期になんらかのトラブルで視力の発達がうまくいかなかった場合、その後視力をのばすのはとても難しいのです。

【こんな見方は危険信号】

テレビや絵本に近づいてみる/明るい戸外でまぶしがる/目を細めて見る/上目遣いに物を見る/目つきが悪い、目が寄っている/見る時に首を曲げたり、頭を傾けたりするなど日ごろからお子さまの目の状態に注意を向け、おかしいと思ったら、早めに眼科を受診しましょう。長時間のテレビ視聴やゲームのやりすぎ、部屋の明るさや、睡眠不足にも十分気を付けて目を大切にしましょう。

視力の発達に重要な乳幼児期から、よい生活習慣を身につける事が大切です

 

水ぼうそう(水痘)

潜伏期間は11~21日。微熱と同時に身体のやわらかいところに発疹が出来、半日から1日で全身に広がります。米粒くらいの赤い発疹から1~2日で中央に水ほうが出来、かゆみも出てきます。水ほうは、はじめは透明で次第に中が白っぽく濁ってきて、3~4日で黒いかさぶたになります。発疹は虫刺されにも似ているので注意が必要です。症状が出たらすぐに受診しましょう。

感染しやすい期間は発疹が出る1~2日前からかさぶたが出来るまで。登園の目安は、全ての発疹がかさぶたになってからです。

予防接種を受けておくとかかっても軽症で済むことが多く1歳過ぎから受けることが出来ます。