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7月の給食だより

暑さに負けない体力づくり

暑さが増し、夏がやってきました!7月に入るこの時期は夏のように暑かったり梅雨らしい日が続いたりと体調を崩しやすいものです。室内にいても知らず知らずの間に脱水症状を起こすこともあるので水分補給は上手に摂りましょう。

じょうずに水分補給!

子どもの汗が出る汗腺の数は、大人と同じと言われています。大人はのどの渇きを感じて水分補給ができますが、子どもは自分で水分補給をしたり、大人に伝える事が上手にできません。しかし食事の前の水分補給は要注意です。摂った水分で胃液が薄まるだけでなく、子どもの小さな胃は水分でいっぱいになり、食事が摂れなくなります。食事に飲みやすい汁物をプラスするなどメニューに工夫しましょう。

夏におすすめ!冷たいスープ

暑い時は、ついつい飲み物でのどを潤しがちですが、冷たいスープはビタミンやミネラル、たんぱく質もとることができ、夏バテにも効果を発揮します。この季節子どもが好むジュースですが、100%果汁のものやスポーツドリンクは意外と糖分を多く含んでいる場合があります。なるべくお茶や水で水分補給をするようにしましょう。ミネラルも摂れるスポーツドリンクは薄めて飲ませてあげましょう。

夏の暑さに備えて

①はやね・はやおき・一日3食→しっかりとリズムを作って休息を取り、食事もしっかりと食べる。

②バランスのとれた食事→ついこの季節は食べ物が偏りがちになってしまいます。たんぱく質・ミネラルが不足しがちになるので意識して食べるようにしましょう。

③水分はこまめにとる→汗をよくかく季節です。水分補給をしましょう。

7月7日は七夕

七夕と言うとひこぼしとおりひめが年に一度、天の川をはさんで会うというロマンチックな説話が思い浮かびます。この星祭の行事は中国から日本へ伝わってきました。七夕の日には色々な願い事を書いた短冊を笹の葉につけたりそうめんを食べるなどの習慣もあります。「1月15日のお粥」「3月3日の草もち」「5月5日のちまき」と同じように悪いことが起きないようにと願いを込めて「さくぺい」と言う食べ物を作り、7日の夜に食べていました。

「さくぺい」は、小麦粉と米の粉を練って細くヒモのようにしたものを縄のように2本合わせて作ったお菓子で、「麦なわ」とも呼ばれていました。よく七夕の時にそうめんを食べたりするのは、この習慣からきているようです。