おたよりinformation

9月の保健だより

8月30日~9月5日は防災週間です。窒息にご注意ください!

一年に約100名もの尊い命が窒息の事故により失われています。食べ物を詰まらせる、就寝時にマットレスに顔が埋もれる、おもちゃを飲み込む、などの原因が挙げられます。自分で吐いたものを詰まらせることもあります。

窒息しやすい食べ物として、豆やナッツ類(硬くてかみ砕けない)、お菓子(こんにゃくゼリー、カップゼリー、グミ、キャラメル、団子)、つるっとしている食べ物(ぶどう、ミニトマト)、お餅やパンが挙げられます。おもちゃの部品や小さいおもちゃ(ビー玉、スーパーボール、BB弾)、硬貨、ボタン電池など口に入るサイズのものは何でも事故の原因になります。のどや気管に詰まるサイズの目安として、トイレットペーパーの芯を通過する大きさ(直径約4cm)が異物の原因となります。食べ物やおもちゃを口に入れたままで、横になる、おむつを替える、歩く、走る、くすぐる、飛び跳ねるなどは危険です。おもちゃを舐めている際に大声で止めてはいけません。泣いている時に食べ物や飲み物を与えることも避けてください。息を吸い込んだ拍子に奥へ入ってしまうことがあります。

窒息時の対処法 ◇119番通報をだれかに頼みます。(咳をすることが可能であれば、ただちに咳をさせます。)

◇背部叩打法、背部叩打法変法やハイムリック法でつまった物を除去します。(乳児にはハイムリック法は行いません。)◇ぐったりして反応がなくなった場合は、心肺蘇生法を開始します。