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11月の保健だより

『健康のバロメーター』

うんちは健康のバロメーターと言われています。近年、こどもの便秘は低年齢化が進んでいます。ある研究所の調査では、1~3歳の便秘状態のこどもを持つ保護者のうち半数以上が「0歳の頃から便秘が気になっていた」と答えています。こどもの便秘は、早期発見と適切な対応が必要です。発見が遅くなれば、それだけ長い時間を治療に要します。今回は排便についての情報をお伝えしていきます。

★便秘とは?…以下の2項目が1ヶ月間以上あれば便秘といえます。

①排便が週に2回以下②少なくとも週1回以上の便失禁(トイレ習慣獲得後)

③過度の便の貯留の既往④痛みを伴う、あるいは硬い便通の既往⑤トイレが

詰まる(その他にも硬くて少量の便が続く場合や切れ痔も便秘と判断できます)

★便秘の時は…①内服薬・座薬で排便をコントロールする②食物繊維の多い

食事をとる③水分摂取④適度な運動④規則正しい食事時間と睡眠時間の確

保を行う

★いい排便のために…①早寝早起き②朝ごはんを同じ時間に食べる

③バランスのよい食事④適度な運動⑤安心できるトイレ環境をつくる

★いい排便とは…右の図の4番、バナナうんちが週に3回以上出ることが理

想です。便秘に悩まれているご家庭には便秘についてのパンフレットを配布

させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。