給食だより H30年9月

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今年の夏は異常気象が数多くあり酷暑が続きました。新年度に入ってから半分近くが過ぎ、あっという間にもう9月ですがまだまだ夏の日差しは続きます。これから日の長さは少しずつ短くなっていき秋へと変わっていきます。酷暑が続いている影響などで、9月に入っても夏バテを引きずり、体力が低下してしまいます。さらに秋に入ると気温は低下し、その温度差に体がうまく適応できず、体調を崩しやすくなります。この時に注意したいのが食中毒です。食中毒は夏のイメージですがこれからの季節も多く出ています。

◎食中毒◎

食中毒が起こる原因の一つは、この時期の免疫力低下です。 また、行楽シーズンである秋は、野外での食事の機会が多くなります。例えば、キャンプやバーベキュー、ピクニック、運動会などです。特に野外での調理の際、加熱が足りない場合は食中毒の原因菌を十分に殺菌できず、発症のリスクが高まります。また、気温や湿度が高い状態が続くと、弁当の中で雑菌が繁殖し、食中毒を起こす原因になります。

秋に多く見られる食中毒

症状としては、いずれも下痢や嘔吐、吐き気、腹痛、発熱などを伴います。

・カンピロバクター菌

原因:牛や豚や鶏(特に鶏肉の加熱不十分)

潜伏期間:2~5日

・腸管出血性大腸菌

原因:家畜や人の腸内に存在しほとんどが無毒。そのうち出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こすもの。生や加熱が不完全な状態の食肉。

潜伏期間:2~8日

・サルモネラ菌

原因:食肉や生卵の加熱不十分・ペットからも感染

潜伏期間:半日から3日

・腸炎ビブリオ菌

原因:生魚や貝など主に魚介類・真水に弱い。生の魚介類を調理した後の器具や手指から汚染。

潜伏期間:6~12時間

・ウェルシュ菌

原因:煮込み料理の常温放置。無酸素状態で増殖。

潜伏期間:6~18時間

子どもは免疫機能や消化能力が十分ではないため、食中毒菌に対抗する力が弱く、大人では問題にならない場合でも重症化することがあります。少量の菌でも食中毒を発症し、特に脱水症は注意しましょう。子どもの体は水分が占める割合が高く、下痢や嘔吐がひどい場合は、体から水分がどんどん失われていきます。内臓の働きが低下し、意識が朦朧となり、命に関わる危険性も出てきます。

食中毒を防ぐ3原則

食中毒を防ぐには「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つが原則です。

1.つけない(洗う、密閉する)

手にはさまざまな雑菌が付着しています。調理や食事の前、残った食品を扱う前には十分に手を洗います。まな板などの調理道具も、しっかり洗浄してください。残った生肉の保管は密閉容器かラップを使用し、菌が他の食品につかないようにしましょう。園では手洗いの後にアルコールを手に吹きかけて消毒しています。野菜は野菜入れに、肉や魚は専用容器に入れ他の食材とは別に保存しています。

2.増やさない(低温で保存する)

細菌の多くは高温多湿になると増殖が活発化します。しかし、10℃以下になると増殖のスピードは鈍り、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、冷蔵庫を活用して、低温で保存することが重要です。園では野菜の納品の後、そのまま放置せず冷蔵庫に保管しています。

3.やっつける(加熱処理する)

ほとんどの食中毒菌は加熱によって死滅します。肉や魚、野菜なども加熱すれば安全です。特に肉料理は中心部までよく加熱してください。中心部を75℃以上で1分間、加熱するのが目安です。園では調理の後、中心温度計を用いて温度を測っています。また、包丁やまな板などの調理道具も洗浄後に熱湯で殺菌することを心がけましょう。使用後のまな板はハイターに浸け洗浄機にかけ乾燥機に入れ消毒しています。

9月のイベントや食育内容

もも組・・・さつま芋に触れる すずらん組・・・きのこに触れる さくら 組・・・かぼちゃ潰し

すみれ組・・・白玉団子作り ひまわり組・・・パン作り ゆり組・・・マカロニサラダ作り

14日・・・敬老の日の会 おじいさま、おばあさまに水羊羹をお出しします。

21日・・・誕生日会メニュー